

鹿の角をインテリアに取り入れるには?部屋別におすすめ商品を紹介
鹿の角を使ったインテリアは、自然が生み出す唯一無二の造形美がそのまま生かされたアイテムです。
しなやかな曲線や独特の質感が加わるだけで、普段の空間に深みと高級感が生まれます。
ナチュラルな素材でありながら、洗練された存在感を放つのが鹿角のインテリアの魅力で、リビングや玄関、オフィスなどに取り入れると、穏やかな癒しとスタイリッシュさを同時に演出できます。
本記事では、鹿角のインテリアならではの特長や人気商品、空間に美しく馴染ませるためのコーディネートのヒントを紹介。住まいや店舗に特別なアクセントを加えたい方や、人とは違うこだわりを表現したい方にとって、きっと新しい発見があるはずです。
ぜひ最後までお読みください。
鹿の角を使用したインテリアの特長

鹿の角は自然が生み出した造形美そのものであり、形や質感がひとつとして同じものはありません。
インテリアに取り入れることで、空間に奥行きと存在感を与え、自然素材ならではの高級感を添えることができます。
ここでは、鹿の角インテリアが持つ魅力について紹介します。
自然素材ならではの温もり
鹿の角は天然の模様や色合いをまとい、ひとつひとつ異なる表情を見せてくれます。
その温かみは、無機質な素材にはない柔らかさを空間に加え、リビングや寝室といったリラックス空間に最適です。
また木材やファブリックなど他の自然素材との相性も良く、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出します。
力強さとワイルドな個性
野生で育った鹿の角には、曲がりくねったフォルムや小さな傷跡が刻まれています。
それは自然の厳しさを物語るものであり、人工的なデザインにはない力強い存在感を放ちます。
インテリアに取り入れると、空間にアクセントとしての迫力や独特の味わいをもたらしてくれるでしょう。
高級感を演出する独自のフォルム
年月をかけて成長する角は、滑らかさと硬質さを併せ持ち、見る人を惹きつける美しさがあります。
特にハンドメイドの作品には職人の感性が込められ、インテリアに品格とロマンを宿します。
照明や家具として取り入れることで、ワンランク上の空間を演出できるのも魅力です。
さまざまなスタイルに溶け込む柔軟性
鹿の角はナチュラル系やモダン、カントリーやインダストリアルなど、幅広いインテリアスタイルに調和します。
シンプルな壁飾りからシャンデリアやランプ、小物類に至るまで多様な形で展開でき、ちょっとした工夫で部屋の印象を大きく変えることができるのです。
環境に優しいサステナブルな素材
鹿の角は毎年自然に生え替わるため、伐採を必要としない再生可能な資源です。
そのため、環境負荷を抑えながら利用できる点で、エコ素材としても注目されています。
また耐久性が高く、長く使えるため、一生もののインテリアとして暮らしに寄り添い続けてくれます。
スタイリッシュさとサステナブルな価値を兼ね備えているのも大きな魅力です。
鹿の角を使用したインテリア商品の例

鹿の角を活用したインテリアは、オブジェから家具まで幅広く展開されています。
自然素材ならではのユニークなデザインのアイテムは、空間にアクセントを加え、ナチュラルな雰囲気を演出します。
ここでは、鹿の角を使った代表的なインテリアアイテムをご紹介します。
ウォールデコとしての鹿の角オブジェ
鹿の角を使ったウォールデコは、壁面に自然のアートを取り入れる方法として人気です。
本物の鹿の角や、その形を模したオブジェがあり、壁に飾るだけで空間の印象が大きく変わります。
単調になりがちな壁に奥行きと個性をもたらすとともに、自然の中に生きる感覚を感じさせてくれるでしょう。
また、鹿の角のオブジェは、アンティークやヴィンテージテイストのインテリアとも相性が良く、洗練された雰囲気を演出できます。
照明器具としての鹿の角シャンデリア・ランプ
鹿の角を使用したシャンデリアやランプは、空間に豪華さと自然の美しさをもたらします。鹿の角の独特な形状が光と影を生み出し、温かみのある柔らかな照明を作り出します。
特に鹿の角シャンデリアは、リビングルームやダイニングルームなど、広いスペースでの使用に向いており、部屋全体を優雅な空間に変えてくれるでしょう。
また、シャンデリアには大小さまざまなデザインがあるため、インテリアのテイストや空間の広さに合わせて選べます。
テーブルやチェアなどの家具
鹿の角を使用したテーブルやチェアは、ユニークでナチュラルなデザインが特徴です。角を脚部のデザインに取り入れたテーブルや、背もたれの装飾として使用したチェアなどがあり、個性的なインテリアアイテムとして注目されています。
角の自然な形状が家具に立体感と動きを与え、リビングや書斎、エントランスに置くだけでインテリアの雰囲気がぐっと引き締まるでしょう。
自然素材を使った家具は長く愛用できるため、サステナブルな視点からも魅力的です。
アクセサリースタンドやフックなどのインテリア小物
鹿の角を用いたアクセサリースタンドやフックは、実用的でありながらインテリアとしてもおしゃれなアイテムです。
リングやネックレスをかけられるスタンドとしての活用や、玄関やリビングの壁に取り付けてコートやバッグをかけるフックとして使用することができます。
小さなアイテムながら、独特のフォルムが日常の空間に自然の美しさをプラスし、ちょっとした場所にもアクセントを添えてくれるでしょう。
鹿の角インテリアの活用方法と取り入れやすいシーン
鹿の角を使ったインテリアは、ただ飾るだけでなく、空間の印象を大きく変えてくれる力を持っています。
自然素材の温かみやワイルドな存在感は、使う場所によって異なる魅力を引き出してくれるのです。
ここでは、日常の空間や商業施設などでの取り入れ方を具体的に紹介します。
上品なリビング空間を演出
家族やゲストが集まるリビングは、インテリアにこだわりたい場所のひとつです。
たとえば、鹿の角シャンデリアを天井に取り付ければ、光と影が織りなす独特の雰囲気が生まれ、部屋全体に高級感と温もりを与えてくれます。また、壁面にオブジェとして飾ることで、無機質になりがちな空間に自然のアクセントが加わり、居心地の良い空気感になります。
家具やラグと調和させれば、落ち着いた空間の中に力強さを添えることができ、リビングを一段と特別な場所に演出できるでしょう。
玄関やエントランスでのアクセント
来客を迎える玄関やエントランスは、家の第一印象を決める大切な空間です。
そこに鹿の角インテリアを取り入れると、訪れる人の目を引き、印象的な雰囲気を作り出せます。
たとえば、壁に小ぶりな鹿の角オブジェを飾れば、シンプルながらも自然の力強さを感じさせ、空間全体が洗練された印象に変わります。
また、コートフックやアクセサリースタンドのような実用的なアイテムを選ぶことで、デザイン性と機能性を兼ね備えた玄関インテリアとして活用できるでしょう。
店舗やオフィスの雰囲気づくり
鹿の角インテリアは、一般家庭だけでなく、店舗やオフィスにもよく映えます。
カフェやレストランでは、壁面に飾ったオブジェやシャンデリアが空間全体のコンセプトを強調し、来店者に特別な印象を残すでしょう。
また、アパレルショップや雑貨店では、ディスプレイの一部として取り入れることで、商品をより引き立てる効果も期待できます。
さらに、オフィスのミーティングルームやエントランスに鹿の角を用いれば、スタイリッシュで独自性のある雰囲気を演出でき、訪れる人に強い印象を与えることができます。
鹿の角インテリアの価格帯と購入時の注意点
鹿の角を使ったインテリアは、素材の希少性や加工方法によって価格に幅があります。手頃に取り入れられる小物から、職人が一点ずつ仕上げる大型の照明や家具まで、選ぶアイテムによって金額は大きく異なるのです。
ここでは、代表的な価格帯の目安と、購入する際に気をつけたいポイントについて紹介します。
価格帯の目安
鹿角を用いたインテリアは、小さなオブジェやフックなどであれば比較的安価で購入できる場合もあります。
一方で、シャンデリアやランプのように複雑な加工が必要なものは数万円から十数万円と高額になりやすく、特に本物の角を使った大型アイテムは数十万円~数百万円に達することもあります。
アンティーク品やハンドメイド作品は希少価値が加わり、さらに価格が上がる傾向です。
購入を検討する際は、用途や予算に応じてどの種類を選ぶかを事前にイメージしておきましょう。
購入時の注意点
購入時は価格だけでなく、品質や安全性をしっかり確認することも重要です。
天然素材である鹿角は個体差があり、色合いや形状が一つひとつ異なります。
そのため、商品写真と実物の印象が大きく異なる場合もあります。
また、角を組み合わせて作られたアイテムは強度や仕上げに差が出やすいため、信頼できるショップや職人から購入することが安心につながるでしょう。
さらに、大型のインテリアを選ぶ際は重量や設置場所との相性も考慮する必要があります。
特にシャンデリアなどは取り付けに工事が必要な場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
お部屋のテイスト別 鹿の角インテリアのアイディア
鹿の角のインテリアは、さまざまな部屋のテイストに合わせて楽しめます。
自然素材の温かみと力強さを併せ持つ鹿の角は、シンプルな空間にも個性をプラスしてくれるでしょう。
ここでは、インテリアスタイル別に、鹿の角を使ったコーディネートアイデアをご紹介します。
1.ナチュラルモダンなお部屋
ナチュラルモダンなスタイルのお部屋には、シンプルでありながら自然の風合いを生かした鹿の角インテリアがよく合います。
例えば、鹿の角を使用したウォールデコやテーブルランプなどを取り入れると、空間にリラックス感と洗練されたアクセントを加えられます。
また、木製家具やファブリック素材との相性も良く、自然素材を基調とした空間にぴったりです。優しい色合いの鹿の角アイテムが、温かみと上品さを演出してくれます。
2.和モダンなお部屋
鹿は古来より日本にも縁が深い動物です。そのため鹿の角のインテリアは、和風のお部屋にもよくなじみ、和の美意識を引き立てます。
例えば、シンプルで小さめの鹿の角オブジェや、無垢の木と組み合わせたアクセサリースタンドをディスプレイすると、和室にも違和感なく調和するでしょう。
また、和モダンのリビングルームに照明器具として鹿の角シャンデリアを用いると、和の雰囲気に独特の陰影が生まれ、落ち着きのあるモダンな空間が完成します。和の要素と自然の温かみが融合した、心地よい空間を演出できます。
3.インダストリアルなお部屋
インダストリアルスタイルの空間には、鹿の角の持つワイルドさがぴったりです。
特に、メタル素材やレンガなどと組み合わせると、鹿の角の力強い存在感が引き立ちます。
鹿の角を取り入れたシャンデリアやフックを壁に取り付けると、都会的で無骨なスタイルに自然の味を加えられます。
また、黒やグレーなどのダークトーンを基調としたインダストリアルインテリアに、鹿の角ならではの自然な色合いが加わることで、コントラストの効いた美しい空間を演出できるでしょう。
4.ホテルライクなお部屋
ホテルライクなインテリアには、上品でラグジュアリーな雰囲気を持つ鹿の角アイテムがよく合います。
エレガントな鹿の角シャンデリアやテーブルランプを配置することで、空間がさらに上質なものになるでしょう。
さらに、シルバーやゴールドなどの金属パーツと組み合わせると、鹿の角が持つナチュラルな美しさが一層引き立ち、ホテルのような贅沢な雰囲気を演出できます。
5.カントリーなお部屋
カントリースタイルの部屋には、鹿の角のナチュラルさがよく合います。木材やレンガといった自然素材の家具や内装と組み合わせると、鹿の角の持つ素朴さが生き、リラックスした空間が出来上がるでしょう。
例えば、壁に鹿の角オブジェを飾ったり、コートフックとして使ったりすることで、カントリー風のインテリアにさらなる個性をプラスできます。
鹿の角インテリアは、田舎風の落ち着いた空間づくりにもぴったりのアイテムです。
DEER HORN SMITH’Sこだわりの鹿角シャンデリア
DEER HORN SMITH’Sの鹿角シャンデリアは、天然エゾシカの角を使って、職人が魂を込めて製作しています。
今回は、その中から「鹿角シャンデリア6灯式(Natulal Color)」を紹介します。

空間を上品に演出する6灯の鹿角シャンデリア。鹿角そのものの色を活かした、自然味あふれるアイテムです。
また、下から見上げたときのフォルムにもこだわりました。
厳しい自然を生き抜いてきた鹿たちのワイルドな生き様を、シャンデリアを通じて、感じてみてはいかがでしょうか。
まとめ
鹿の角を使ったインテリアは、自然の造形美と高級感を同時に楽しめる、唯一無二のアイテムです。
温かみのある自然素材としての魅力に加え、ワイルドな力強さやスタイリッシュな存在感を放ち、どんなテイストのお部屋にもアクセントとして取り入れることができます。
「自分の空間をもっと特別なものにしたい」「他にはないインテリアで個性を表現したい」と感じた方にこそ、鹿角インテリアはおすすめです。
お部屋のテイストに合わせた鹿の角アイテムは、さまざまなスタイルにも柔軟に対応し、洗練されたアクセントを生み出してくれるでしょう。
ぜひこの機会に、お部屋や店舗に鹿角のアイテムを取り入れて、自然と高級感が調和する上質な空間を実現してみませんか。
「DEER HORN SMITH’S」では、今回紹介した商品以外にも、お部屋のメインとなる鹿角シャンデリアを多数取り扱っています。
北海道のエゾシカの天然鹿角を使用したオールハンドメイドの逸品です。
DEER HORN SMITH’Sのこだわりを、ぜひご覧ください。
DEER HORN SMITH’Sの鹿角シャンデリアはこちら
コラム監修者

- 代表取締役
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GR COMPANY代表。「GOLD RUSH」「CALIFORNIA HARVEST」「バッファローアンドブリッジ」の計3店舗プロデュース。
北海道・十勝を拠点にカウボーイやインディアンの文化を発信し続けている。
鹿角シャンデリアを自ら組み込む製作者、職人としての一面も持ち合わせている。
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