有限会社GR COMPANY

Scroll
Scroll

テーブルランプが主役になるダイニングの照明術

毎日の食事を楽しむダイニングは、家の中でも特に「雰囲気」が大切な場所です。照明の種類や配置によって、同じ料理でも見え方が変わり、家族との会話の弾み方まで違ってきます。その中でも、机上に置くテーブルランプは空間にそっと寄り添いながら、ダイニング全体の印象を高めてくれる存在です。

部屋全体を照らす照明とは違い、テーブルランプは光の広がり方が控えめで、温かさや落ち着きを感じられるのが魅力。煌びやかさよりも、やさしい灯りに包まれた時間を楽しみたい方にぴったりのアイテムといえます。

この記事では、テーブルランプの基本から選び方、ダイニングをおしゃれに見せる置き方のポイントを解説します。

さらに、自然素材ならではの魅力が光る鹿角の照明も紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

テーブルランプとは?

テーブルランプは、その名の通りテーブルの上に置いて使う照明のことです。

一般的な天井照明や壁付け照明とは異なり、限られた範囲をやさしく照らすことで、空間に柔らかい光のアクセントを加える役割があります。

サイズは小型から中型までさまざまで、デザインもシンプルなものから装飾性の高いものまで幅広くあります。光の向きや明るさを調整できるタイプも多く、食卓での作業や読書、リラックスタイムなど、用途に合わせて使い分けが可能です。

また、ダイニングに置く場合は、単に明かりを補うだけでなく、インテリアとしての存在感も考えるとよいでしょう。

テーブルランプをうまく取り入れることで、食事の時間をより心地よく、特別なものに変えてくれます。

テーブルランプの役割とメリット

テーブルランプは、ただ光を足すだけのアイテムではありません。

ダイニングに置くことで、食事や空間の雰囲気をぐっと豊かにしてくれる存在です。

ここでは、テーブルランプがもたらすメリットを見ていきましょう。

料理が美味しそうに見える

テーブルランプの光は、天井照明のように強く全体を照らす光ではなく、食卓を優しく照らす間接的な明かりです。そのため、料理の色や質感が柔らかく引き立ち、見た目がより美味しそうに見えます。

たとえば、温かい料理はより温かみのある色に、サラダの鮮やかな緑は自然な色味で映えます。

食卓に置くだけで、料理が主役として際立つのもテーブルランプの大きな魅力です。

柔らかな光でリラックスできる空間になる

テーブルランプの光は、直線的で強い光ではなく、広がりを抑えたやわらかい光です。この光は、食後のくつろぎ時間や会話の場に最適で、ダイニングをリラックスできる空間に変えてくれます。

明るすぎず暗すぎない適度な明るさは、落ち着きのある雰囲気を演出し、家族や友人と過ごす時間がより心地よくなるでしょう。

インテリアとしての個性もでる

テーブルランプは照明としての機能だけでなく、デザインや素材によってインテリア性も発揮します。

クラシックなデザインなら落ち着いた高級感を、モダンなデザインならスタイリッシュな印象を与えられます。

素材や形状がユニークなものを選べば、テーブルランプ自体が空間のアクセントとなり、ダイニングの個性を引き立てることも可能です。

ダイニングで失敗しないテーブルランプ選びの注意点

テーブルランプはデザインや素材の魅力だけでなく、ダイニングでの使い勝手を考えて選ぶことが大切です。

ここでは、テーブルランプ選びで失敗しないために、押さえておきたいポイントを整理します。

明るさの目安

テーブルランプは、食卓全体を照らす照明ではなく手元を補う役割が基本です。明るすぎると、ダイニング全体の照明バランスが崩れてしまう可能性があります。

一般的なテーブルランプは300〜600ルーメン程度の明るさが多く、ダイニングで手元を優しく照らす用途であればこの範囲が使いやすいです。

ただし、最適な明るさはテーブルの大きさや天井照明との組み合わせで変わります。

穏やかな光にすることで、料理やテーブルの上の小物が見やすく、目にも優しい光になるでしょう。

電球の色味は何を選べばよい?

電球の色は、光の雰囲気を大きく左右します。

暖色系(オレンジや電球色)は落ち着いた温かみのある空間を作り、白色系(昼白色)はすっきりと明るく見せたいときに最適です。

また、暖色(電球色 2700K 前後)は料理を温かく美味しそうに見せやすいとされます。さらに色を正確に見せたい場合は高演色性(Ra90以上)の電球を選ぶと効果的です。

テーブルとのサイズバランスを考える

テーブルランプはテーブルとのバランスが重要です。

大きすぎると圧迫感を感じ、小さすぎると存在感が薄くなります。

ダイニングのメインテーブルで使用する場合は、食事の妨げにならない大きさを選ぶとよいでしょう。

テーブルランプの高さは40〜60cm前後がインテリアの実務では扱いやすいとされています。幅はテーブルの1/3以内に収まると、圧迫感なく配置しやすいです。

コードの配置や生活動線を意識する

テーブルランプを設置する際は、コードの取り回しやコンセント位置も確認しましょう。

食事中に足や椅子に引っかからないようにし、移動や掃除の邪魔にならない場所を選ぶことが大切です。

生活動線に沿った配置にすることで、日常使いが快適な空間になります。

ダイニングをおしゃれに見せるテーブルランプの置き方

テーブルランプは置き方ひとつで、ダイニングの印象を大きく変えることができます。

まず意識したいのは、光が均一に広がりすぎず、テーブル上のポイントを照らす「アクセント照明」として使うことです。

おすすめの置き方は、テーブルの端や角に寄せて配置すること。

中央に置くよりも視線の抜けができ、空間に広がりが出ます。

また、ランプの高さや光の向きを意識して、食卓全体にやさしい光が届く位置に置くと、料理もテーブルも美しく映えます。

さらに、観葉植物や小物と組み合わせて置くと立体感が生まれ、空間に奥行きとリズムを作ることができるでしょう。

テーブルランプは数を増やすより、気に入ったひとつを大切に配置するほうが、上品でおしゃれな印象になります。

光の強弱や位置を調整しながら、自分のダイニングに合った最適な場所を探すことがポイントです。

鹿角を使った照明の魅力

近年注目を集めているのが、鹿角を素材にした照明です。

鹿角は天然の曲線や形状が持つ独特の美しさがあり、同じ形のものは二つとないため、照明として空間に置くだけで個性が際立ちます。

また、鹿角は光を直接透過する素材ではありませんが、枝状の形状や表面の質感により、光を柔らかく見せる演出がしやすい素材です。木や金属だけでは表現しきれない温かみや自然の存在感を演出できるため、落ち着いた大人のダイニング空間にぴったりでしょう。

さらに、クラシックな雰囲気にもモダンなインテリアにも合わせやすく、食卓の主役にもアクセントにも使えます。

DEERHORNSMITH’Sのテーブルランプをご紹介

鹿角の照明は、単なる明かりとしてだけでなく、インテリア全体の雰囲気を格上げする役割を持っています。特別感のあるダイニングを作りたい方にとって、非常に魅力的といえるでしょう。

DEERHORNSMITH’Sでは、鹿角を使ったこだわりの照明器具を取り扱っています。

今回はDEERHORNSMITH’Sのテーブルランプをご紹介。

鹿角の壮大さを感じさせるアイテムは、部屋のアクセントになること間違いありません。インテリアとしての存在感も抜群です。

傘があることで、ふんわりとした光が空間を照らし、上品な空間になります。

たとえば、ダイニングのサイドテーブルに置くことで、さりげないおしゃれさを演出できるでしょう。

商品の詳細はこちら

鹿革インテリアと組み合わせてつくる上質なダイニング空間

テーブルランプは、ダイニングの雰囲気を大きく変えるアイテムです。

明るさや色味、サイズ、置き方を工夫するだけで、日々の食事が一段と心地よく、特別な時間へと変わります。

さらに、鹿角を使った照明や鹿革のインテリアを組み合わせることで、自然素材ならではの温かみや重厚感が空間に加わり、ワンランク上の上質なダイニングが完成。照明は使う素材で印象が大きく変わるため、人工素材では出せない柔らかさや存在感を求める方に、鹿角や鹿革を使ったアイテムはとても相性のよいといえるでしょう。

実際、鹿角のテーブルランプは光を柔らかく広げ、料理やインテリアを引き立てる効果があります。鹿革のランチョンマットや小物を合わせれば、より自然で調和のとれたコーディネートが可能です。

「落ち着きがありながら個性もある空間にしたい」「自然素材を取り入れた温かい照明を探している」とお考えでしたら、ぜひDEERHORNSMITH’Sのアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。

コラム監修者

森井 英敏
森井 英敏代表取締役
GR COMPANY代表。「GOLD RUSH」「CALIFORNIA HARVEST」「バッファローアンドブリッジ」の計3店舗プロデュース。
北海道・十勝を拠点にカウボーイやインディアンの文化を発信し続けている。
鹿角シャンデリアを自ら組み込む製作者、職人としての一面も持ち合わせている。